
さまざまな分野でIT化が進んでいくこの時代、医療業界でも当然のごとくIT化が進んでおり、その勢いはとどまることを知りません。今回は、医療がこれからどんどんIT化していくと医療従事者の仕事はどう変わっていくのかについて考えていきます。
まずは、これまでの医療のIT化によって医療現場はどう変化したのかを確認しておきます。
これまでの医療のIT化で代表的なものとして、カルテの電子化が挙げられます。
カルテの電子化によるメリットは、業務効率の向上、保管スペースの縮小、情報をリアルタイムですぐに検索できるようになったことなどです。デメリットとしては、電子カルテを使いこなすのに慣れが必要、停電になると使えなくなる恐れがあるといったものが挙げられます。
また、IT化の代表的なものとして、スマホの導入も挙げられます。
役立つアプリケーションも普及しており、スマホの導入による医療の効率化は飛躍的に進んでいます。
医療のIT化によって、医療従事者の働き方はこれまでとは大きく違ってきます。
医療従事者しかできなかったことが、AIにもできるようになってきています。どの分野でもいえることですが、特に単純作業のような仕事は人間がやる必要はなくなり、AIが全て行う時代になりつつあります。
しかし、例えAIが発達しても、クリエイティブな仕事はAIにはできないと言われています。そのため、クリエイティブな仕事に力を入れる医療従事者は、これからも重要な人材であることは間違いありません。
医療従事者は自分の仕事でクリエイティブな部分を見つけ、その部分を拡大していくにはどうすれば良いのか考えるべきでしょう。